2021年7月15日木曜日

3年国語 「俳句大会」

  5校時,3年1組では国語の授業で,「俳句大会」が行われました。本時の目標は,「俳句大会」を通して,様々な俳句の良さを語らおうです。前の時間までに一人一人がつくった学級全体の俳句の中から上位6句を選びました。




 今日は,この6句の中から最も素晴らしい俳句を選びます。一人一人,その理由をワークシートにまとめていきます。





 自分が選んだ俳句とその理由をグループで発表します。グループ内での発表も大変よく,拍手もありました。




 グループで発表した後は,代表者が学級全体で発表しました。代表者が,その俳句を選んだ理由やその俳句の特に好きなところについて発表しました。内容に深みがあり参観していた先生方を圧倒するほどの大変素晴らしい発表でした。

 「夏なのに フラれて終わった 俺の恋」
 こちらの俳句を選んだ理由として,『「夏なのに」というところで,もし「夏」というところを「春」にしてみると,卒業式で頑張って告白したのかなとか,また違った想像ができるのかなと思った。』と述べました。
 ものすごく深く読み取っています。



 最後に,6つの俳句の中から投票しました。

 

 3年1組が選んだ第1位の俳句は,こちらです。


 「さむいから ねむっていました おふとんで」
 先ほどの全体で発表した生徒は,選んだ理由として「もし,この俳句が漢字で書いてあったらすごく硬いイメージになってしまうけどあえて平仮名ですごく柔らかいイメージになる。」とその理由を述べていました。

 1位に選ばれた生徒は,「はい。」と,挙手をしました。3年1組全員から称賛の拍手が送られました。

 これまでの授業を通して,生徒達は一人一人が俳句をつくり,表現することの楽しさを学びました。また,自分の考えと他者との考えを比較することで,より深く俳句を鑑賞することができました。
 学級の学習する雰囲気も大変良かったです。まとめたり,発表したりと学習活動のいろいろな場面でタブレットを効果的に活用し,生徒が主体的に学び,グループや学級全体での対話を通して深い学びにつながる授業でした。みんなとてもよく頑張っていました。